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天藍

Author:天藍
本や映画や舞台の感想など書いてます(たまにね)。うーん、偏ってますかね方向性。お薦めなどあったら教えてくださると嬉しいです。

ソラノアオ。の…
60%は童子についてで出来ています
25%は夢の宇宙誌で出来ています
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(「ドラコニア解析」より)

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ソラノアオ。
本、映画、舞台の感想と日記など。かなり偏っていると思いますが同好の士求む。
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「書く女」感想
ひさびさの舞台感想。そして初・永井愛、初・寺島しのぶ。


二兎社「書く女」 永井愛、寺島しのぶ・筒井道隆、2006、@地方公演

<内容>樋口一葉の話。母と妹を養わなきゃいけない故、食べるために小説家を志望する内気な女の子。小説の手ほどきを受け、淡い恋をし、有名になっていくのだが生活は相変わらず苦しく。


開演後20分くらいまでブログとかをモチーフにした現代劇だと思ってました(チラシに騙されすぎ)
 
関係ないけど、チラシのあの場所って永井氏の書斎だったりするのかしら?わりかし古典的な戯曲本がバックの本棚にだだだっと並んでるのですが。チェーホフとかブレヒトとか。
ああ、古典的名作演劇シリーズって観てみたい。蜷川さん以外の演出で(苦笑)

○役者さんたち。
一葉・寺島さんほか女性陣。コミカルにかつ力強く客を笑わせられるあたたかさ。女優さんがああいう動きやら台詞回しやらで笑いをとろうとするとイターい感じになりがちなのに、あんだけ素直に笑わせられるのは凄いことだ!と連れ(元役者)は言っていた。
半井桃水・筒井さん。ずば抜けた才能も悪意もないフツーの「いいひと」キャラとして芝居全体を通して安定感を与えていた印象。

全てはラスト40分のためにある。嫌味評論家緑雨、良いっすねー。
きな臭くなっていく世情の中、一葉は「書く」ことに憑かれながら死へと向かっていくように見え。最後の問答のシーン~ラストにかけては「書く女」の宿業さえ感じさせ、迫力。
ただ、客の質の問題か?最後のほうの桃水・一葉の掛け合いで、笑うところじゃないのに笑いが起こったのはあれ?と。

○ストーリーについて。
永井氏の芝居を見たのは初めてだったのですが…。えーとね。
話自体は面白かったのですが、戦争へと向かっていく当時の世情と妙にきな臭い現代の世情への批判を重ねているあたり、正直なところ少々萎えてしまい。

いや、作者の思想や訴えに反対なわけじゃないですが、あれだけイデオロギーを強調されると…。素直に樋口一葉じゃなくて与謝野晶子でもモチーフにしたほうがいいんじゃ?と思っちゃったです。

そして。樋口一葉、素直に読んでみたいなと思ったデスよ。(未読なのです…)
たけくらべキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「あたしにはあたしの美登利がある…」(by北島マヤ)このときの亜弓さんと桜小路君がね(←黙れ)

○演出・効果について。
大道具が随分大掛かり。すごいな、パーツが何種類あったんですかね?凄くシャープなのにやわらかな印象。
場転で大道具の出ハケが随分多かった気が。(個人的にあまり好きじゃなかったりするのです、こういう場転)
新感線ほどの場転のスピード感を求めちゃだめですか流石に(苦笑)

照明は地味に物凄い緻密なセッティング。ぽんと出てきた平台ひとつだけに無駄なく余白なく光が当たる、あれだけ込み入った舞台のどこに役者がいてもちゃんと見える、というのは舞台スタッフのコラボレート賞。

芝居レビューはコチラをぜひドゾ。劇団を主宰されている方のようですが、とても冷静で的確なレビューだと思います。
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この記事に対するコメント
うんうん
客の質は、ほんとに。「黙れ!」と叫びたくなりました(笑)役者陣は良かったよね、あとセットも。照明はミスがなければ…(痛)話については…イデオロギーすか、私がそんなに気にならなかったのは無意識的に無視してたからだろーね(笑)そこんトコあえて流して見ていればまあ素直に楽しめたかなと。相変わらずの分析力&文章力、お見事ですわ(^-^)
【2006/12/09 01:04】 URL | 元演劇部 #6ERi8pTY [ 編集]


コメントありがとーう。は、早いっ!!(汗)

ね。客の質はあれ、どうなのよと。舞台観るのが初めてですみたいな方が沢山いらしたっぽいのは抜きにしてもさ…。田舎だから?
まあ携帯が鳴らなかっただけ良しとしとこう。。
あと照明ねー。最初の1時間くらい操作担当者出て来い!そこ座れー!と叫びたいところが何箇所か(苦笑)劇団のスタッフさんじゃなかったのかしら?
でもほら、一葉と桃水にはずーっとピンスポットがあたってたし。あれ操作するだけでも大変だったと思うよ(^ ^;)
【2006/12/09 16:34】 URL | 天藍 #- [ 編集]


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