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天藍

Author:天藍
本や映画や舞台の感想など書いてます(たまにね)。うーん、偏ってますかね方向性。お薦めなどあったら教えてくださると嬉しいです。

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(「ドラコニア解析」より)

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ソラノアオ。
本、映画、舞台の感想と日記など。かなり偏っていると思いますが同好の士求む。
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「邪魅の雫」読了ー
実質2日、通算9時間強かかりました。
…って相変わらず途中で読むのを中断できない偏執狂な私(苦笑)
全く何をしているのか。ていうか図書館の本を先に読め自分。

以下感想ー
(加筆しました)

邪魅の雫 京極夏彦、講談社(新書一般版・笑)

うはー!!

たゆたう水の塊。いつまでもいつまでも其処にある世界。
容易に揺らぎ、「邪」に魅せられてしまう現存在。
愛しい、殺してやりたい。大切にとっておきたい、壊してしまいたい。
「狂骨―」で出てきた、「自我にとっての恐怖は無意識にとっての欲望」だというくだりをなんだか思い出しました。

そしてやはり、大鷹さんのキャラクターあっての世界観。
「陰摩羅鬼」では何だろこの人なキャラでしたが、ああこういう人だったんだ、と。ああいうゆらゆらしたイターいキャラって、京極さんが書くと出色ですねえ。
(そして。大鷹外伝が存在するそうな。しかも官能小説(!)だそうな!)

光る雫。滴る雫。震える雫。
西田さんのくだりは特にきらきらした飛沫のイメエジが相応しく思った。
泣かせますよ西田さん!
西田さん版の外伝(百鬼夜行2)が読んでみたい。

picoさんの仰るとおり、音楽で言えば「The Eraser」ぽいなと。
(今もBGMにしながら書いてるわけですが)
「姑獲鳥ー」や「魍魎ー」が「ベンズ」あたりの頃のRADIOHEADだとすると、今回の「邪魅」はギリギリ感や感情のうねりは見えないけど「疎外感」や「どこか遠いところで感じるやりきれなさ」が漂っている最近のトム・ヨークというか。(←なんかよくわかんなくなってます、すみません)

今回関君がまっとうだよ!
「陰摩羅鬼」で崩壊寸前だったから大丈夫かこの人と思っちゃってたよ!
益田さんが前より好きになったよ!
そしてやっぱり榎さん、大好きです。
「百器徒然」あわせて読むともう。

今回のメインは「下僕」陣の活躍っぷり(笑)
京極堂も榎木津も関口も木場も、各氏あまり出てこない。
それでも世界はそこにあるんだぞ、と突きつけられたというか。
「絡新婦」や「魍魎」的な疾走感や非日常感は、正直全くないけど、
しかも邪魅の説明もほっとんどないけど、妖怪の存在感もあんまり感じなかったけど、なんか途中無駄に長い気がしたけど、
かなり好きです。「邪魅の雫」。
読後決して気持ち良くはないけど。ふっと「抜けた」気分になるというか。

しかし作中に出てきた店員大量毒殺事件ってほんとにあった事件だったんですね。
横溝正史氏の創作かと思ってました(「悪魔が来たりて笛を吹く」に出てた)

まとまってませんが今はこんなところで。
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この記事に対するコメント

こんばんは。
一度読み始めたら止まらなくなっちゃいますよね。
仕事中、トイレに持ち込んでこっそり読んでやろうかと思いました←やめれ

やっぱり今回は大鷹さんのキャラが出色でしたね。
しかしあれで刑事が勤まったんだろうか…
あ、つとまらなかったから辞めたのかしら。
【2006/10/08 03:11】 URL | Mlle C #- [ 編集]

>Mlle C さん
コメントありがとうございますー。
>大鷹さん
ね。実際にいたらどうしょもない人かもしれないですが。勤まったのでしょうかねえ本当に(苦笑)
辞めたのは…何ででしたっけ?作中に書いてた気もしますが、読み返してみないと…。
【2006/10/08 13:52】 URL | 天藍 #- [ 編集]


天藍さん、こんばんは。
私は結構この本は苦戦しました。
でも、最後まで読んで良かったです。
(流石京極夏彦!)

大鷹は、不思議な人でしたね。
でも、実際まわりにこんな人がいたら、疲れるだろうなぁ。(笑)
大迷惑の空気を醸し出して・・・

今度は、京極堂と千鶴子さんの恋愛時代を書いて欲しいような気がしました。(*^。^*)
【2006/12/03 21:58】 URL | ワルツ #iqjaFQqk [ 編集]


ワルツさん、コメントありがとうございます!

ですね。さいごまで読んで、あーよかった、という…。
なんだかんだ言って最後まで引っ張られてしまうのです…。さすが京極さん!ですよね。
>大鷹
空気読め!っていう、ね…(苦笑)
でも作中の感じからいって、なんか憎まれも嫌われもしない人だったような印象が。
>京極堂夫妻
うーん、どんな関係だったんでしょうね…?
確か遠縁だか旧知の仲だったんじゃなかったですっけ。
何気に千鶴子さんの方が強そうでラブラブっぽくてポイント高いです。笑
【2006/12/04 22:27】 URL | 天藍 #- [ 編集]


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邪魅の雫

『邪魅の雫』京極夏彦(講談社ノベルス)通勤電車の中で腕プルプルさせながら読み、台所でナベかき混ぜながら読み、部屋で洗濯物畳みながら読み(アラベラ大活躍)、ついに読了してしまいました。picoさんの感想を読んで期待を膨らませていましたが、私も今作にはおおむね満 Le Journal de La Princesse frivole【2006/10/08 03:11】

『 邪魅の雫 』 京極夏彦 著  読了

◆ 『 邪魅の雫 』  京極夏彦 著  読了読み終われば、きらいな物語では無かったのですが、途中は「もういい加減にして」と正直思いました。今回は正に、『不思議な事は何もない』事件で、ホント、ここまで長くしなくてもよいのでは。ね?(^^ゞ 最後の28章は、今.... ワルツの「うたかた日記」【2006/12/03 21:59】

京極夏彦・邪魅の雫、感想~長いけど面白かったです!

邪魅の雫ですが、京極夏彦の妖怪ミステリー小説の最新巻だったと思います。京極夏彦といえば、1994年の姑獲鳥の夏がこのシリーズの初作で邪魅の雫でシリーズ8作目ですので、1年に一つも出していない計算になりますが、短編や他の作品なども書いていたと思います。関口 一言居士!スペードのAの放埓手記【2007/04/05 23:25】
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