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天藍

Author:天藍
本や映画や舞台の感想など書いてます(たまにね)。うーん、偏ってますかね方向性。お薦めなどあったら教えてくださると嬉しいです。

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(「ドラコニア解析」より)

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ソラノアオ。
本、映画、舞台の感想と日記など。かなり偏っていると思いますが同好の士求む。
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「乱歩地獄」感想
好きな映画…というか面白かった映画。好き嫌いは分かれるでしょうねえ。

乱歩地獄 竹内スグル 、実相寺昭雄 、佐藤寿保 、カネコアツシ  2005
原作:江戸川乱歩「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」

4話オムニバス。全編通して浅野忠信さん出演。テーマは「狂気」で決まりでしょう。原作を読むことをお薦めいたします。乱歩の世界は、脳髄が腐敗した果物のように爛れる快楽。



(以下ネタバレ)


「火星の運河」 
原作の印象は「これどうやって映像にするんだろーか」だったけど。。成る程「火星の運河」だ。台詞無しだったと思うけど、誰かの記憶を覗き見るような遠くから観察しているような気分になりました。
「鏡地獄」 
原作は「球体の鏡の中に入ったらどんな風に見えるか」という怖いもの見たさのグロテスクと恐怖、鏡に魅入られた自己飽和と狂気…だったと思うのですが。。ぜんぜん違う話になっております。なんつうか鏡に映った自分の姿に魅入られたナルシストの話みたいに思えた(その所為で「球体の鏡」の存在感が薄い)。
でもこの筋立てだったら成宮くんは意外と良いと思った。演出のあざとさに少しだけ辟易し。これ見た所為で同監督の映画版「姑獲鳥の夏」が見れないでいます。
「芋虫」 
松田龍平さんが出てくると非日常的な歪んだ空気になりますね。昼下がりの明るく乾いた光の中で夫の潰れた肉体と澱んだ精神を貪る女。原作は夏の夜の湿っぽい暗さを感じましたがこの映像きれいだった。
正直崖(?)でのかけあいはだれた…。建物(?)の内だけでよかったのにー!
「蟲」 
割と原作のまんまかと。現代的アレンジしてあるけど。ポスターにもなっている部屋のシーンは特にぱきっとした影の無い人工的な美しさを感じるけど、どのシ-ンも陰影があって実に絵になる。浅野さんをぱんついっちょで商店街に立たせるとは!!

おそらく女性にとっては少々不愉快かな、という表現がちょこちょこと。でも乱歩の独特の空気感が、各監督の消化を経てきれいに表現されていたかと。どうでもいいが国立科学博物館の「弥生人の顔の復元イラスト」は浅野忠信さんそっくりだと思う。
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