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天藍

Author:天藍
本や映画や舞台の感想など書いてます(たまにね)。うーん、偏ってますかね方向性。お薦めなどあったら教えてくださると嬉しいです。

ソラノアオ。の…
60%は童子についてで出来ています
25%は夢の宇宙誌で出来ています
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(「ドラコニア解析」より)

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ソラノアオ。
本、映画、舞台の感想と日記など。かなり偏っていると思いますが同好の士求む。
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「姑獲鳥の夏」感想
京極堂祭り第1弾ー。季節的にもぴったりのコレから。


姑獲鳥の夏 京極夏彦、講談社(文庫版)

これが初・京極でした。初読時の記憶は少々怪しいですが(笑)

読了後の先ずの感想はコレでした。
頭の中どういう構造してるんだこの作者。

モチーフは心、脳、認知、知覚、意識。母、子供、赤子。そして全てが妖怪うぶめの姿を生成する。
他には陳舜臣か司馬遼太郎位しかないだろって勢いの本の厚さに一瞬引いたものの(つうかこれでも京極本の中では薄い方、って…)最初10ページほど読んだらあとはもう一気にいっちゃいました。面白い!
いきなり繰り出されるは認識論。仏舎利から量子力学まで(汗)を引き合いに出し、まず「認識の前提」が崩される。
これが要は肝心のネタなわけですが。。

「闇」は人あるところ何処にでも、すぐ隣に在る。そしてそこにはもやもやと澱んだ人の心の部分がある。それは「妖怪」という形を得て、「憑物」として我々の背中に張り付いているわけで。
ここで出てきた雌から女、母へと昇華する魔性は、妊娠・出産という行為を生まれた時から内包している「女性」には原初的に伴っているものなのではないかと思ったり。

なんというか、このオチはどうなんだと思いつつももう「凄い!」としか言いようがなくて読了後しばらく放心状態になりました。。京極ファン一丁あがりというわけですね(笑)
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

この記事に対するコメント
突然お邪魔します。
はじめまして、Lunaと申す者です。
京極夏彦の本には以前から興味ありつつも、ホラーということで中々手に取ることが出来なかった私ですが、こちらの感想を読ませていただいてこれは読むしかない!と思いました。
ただのホラー小説ではないのですね。
私も京極ワールドに足を突っ込んでみようと思います(*^▽^*)/
では、突然のお邪魔を失礼しました。Luna
【2006/07/23 23:13】 URL | Luna Hana #SDr5UlIA [ 編集]

ご訪問ありがとうございます。
Lunaさん、コメントありがとうございます!

いやいやいや、拙文を読んでくださる、しかも「読んでみようか」と思ってくださるなんて(感涙)
京極堂シリーズは…ホラー、というか、誰もが持っている闇を抉り出される、それを祓い落とされる爽快感…ですかね(^ ^)夏の夜の闇の中で感じるような恐怖…とか。
ぜひぜひ夏のうちに(出来たら盆前までにかな・笑)読んでみてくださいませ。
【2006/07/24 21:24】 URL | 天藍 #- [ 編集]


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