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天藍

Author:天藍
本や映画や舞台の感想など書いてます(たまにね)。うーん、偏ってますかね方向性。お薦めなどあったら教えてくださると嬉しいです。

ソラノアオ。の…
60%は童子についてで出来ています
25%は夢の宇宙誌で出来ています
8%は太陽王と月の王で出来ています
4%は思考の紋章学で出来ています
3%は黒魔術の手帖で出来ています
(「ドラコニア解析」より)

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ソラノアオ。
本、映画、舞台の感想と日記など。かなり偏っていると思いますが同好の士求む。
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「朧の森に棲む鬼」感想
久しぶりの新感線×染五郎さん!わーいわーい。
新感線の時代モノって「鬼」をモチーフにしてることが多いようなのですが、今回はどんな感じかしら。タイトルにも入ってるし♪

私にしちゃ結構なスピードで感想が書けました♪(にしても見てから少し経ってますが。)あ、明日が千秋楽なんですねー。

「リチャード3世」がモチーフと知って新潮文庫版を買いましたが何か。
「朧の森―」のお話は確かに、
オープニング「マクベス」→その後の展開は「リチャード3世」でしたね。


劇団☆新感線 朧の森に棲む鬼 2007.2、@大阪松竹座
CAST ライ(元ネタ;源頼光、"Lie")市川染五郎
   ツナ(元ネタ;渡辺綱)秋山菜津子、キンタ(元ネタ;坂田金時)阿部サダヲ、ウラベ(元ネタ;卜部季武)粟根まこと、サダミツ(元ネタ;碓井貞光)、シュテン(元ネタ;酒呑童子)真木よう子、マダレ;古田新太、シキブ;高田聖子

(以下、ネタバレ有&少々脚本批判有。役者さんは基本的に褒めてます)

○脚本について。
ライの詭弁長広舌台詞は京極夏彦に書かせてください。(ムリ)

京極堂ばりの長くてもっともらしいライの弁舌に酔いたいですわ…。

ラストの2場面、少しはしょって1場面になりませんかね。
ライのしゃれにならない追い詰められ感がひしひしときて、演出も好きだしいいシーンなのですが、花道出入りとかするもんだから少々無駄に長く感じた。
個人的には、ツナの台詞以降は場転・花道出入りナシでラストまで一気に行ってほしい展開でした。

しかしなんでオボロたちが望みをかなえてやろうと決めた相手がライだったんだろう?いまいちよくわからず。話の内容的には、たまたまそこを通ったからとか誰でも良かったような感じですが。
ライってもともとはバリバリ権力欲が強い大悪党じゃなくて、せいぜい「いい暮らしができる程度にできるだけ成り上がりたい」ってレベルの小悪党、だったのだろうと思う。オボロに出会って「憑かれた」がために戻れない血道に踏み込んで、ワルさに磨きがかかった、というか。
オボロズはあんなに動かないほうがもっと幽玄な雰囲気になったんじゃないかなあ。(←単に私の好みですが)
マダレのキャラがいまいち弱くないですか?目立つ台詞があんまりなかっただけか…。

私はあんまり脚本のアラは気にしないほうだと思うのですがなんかちょこちょこ気になったですよごめんなさい。

…いや、本当に華やかで毒があって哀しくて、いい舞台でしたよ?
どこまでもまっすぐに悪くて毒々しく突っ走っていくライ、愛することは出来ないけども、いとおしくなる。

話の筋自体に突っ込むのは少々あれなのですが、記憶メモ程度に。

○役者さんたち。
阿部さんが染五郎さんを喰い気味。動く所為か?キャラの所為か?まっすぐ気持ちよい愛嬌キャラ。阿部さんの人間的な魅力がすごく生かされていた印象。素敵な役者さんですね。
いやー動く動く!飛ぶ!跳ねる!頭ぐりぐり撫でたい!彼あってこそのライの悪さ&色気っすよ。

嗚呼、染五郎さん…徹底的に悪い奴なのにこの方が演じると凄く清潔感があるなあ。
王様の時の衣装が素晴らしく優美でほよよ。検非違使の衣装もかっこよかった(はあと)裾捌きがすごく綺麗で決まりすぎです。。
でもやっぱり染五郎さんは着流しが一番垂涎モノ…(何を言っているのか)
前のほうの席でご覧になった方のご感想など見ると、衣装が豪華になるたびにアイメイクが凶悪になっていた模様。ワルくなっていくのに比例して鋭利な色気が増していくんですよ染五郎さん。サダミツを殺るシーンもどきどきでしたが、ツナとのからみなんかもう鳥肌モノですよ。
秋山さんの背中、美しい…。いやライ、惚れるよあれは。ていうかヤバい。ツナをいたぶる時の台詞なんかもう、かぶりつきで拝見したい。
シキブもとろーんとしてたけど、ろくでもなさそうな男だなと思いつつどうにでもしてくださいってなっちゃいますよう。「阿修羅城の瞳」(感想コチラ)の時みたいにでれでれに惚れちゃう感じではないけども。キョーアクに色っぽくて悪人って魅力的!そう思わせてしまうとは。凄い。

ライ名台詞集(記憶メモ)
「俺をハメようなんざ百年早ぇんだよ」
「死ね、ブタ野郎」
「やっと食べごろ」
「この鬱蒼とした森を真赤な嘘に染め上げろ!」

秋山さん。どこまでも凛と硬質な透明感。たぶんツナは最後までライに惹かれていたのじゃないかと思うのですが、女性性、というか情念よりも理性が勝っていた印象。強く優しく悲しげな女性、いいっすねー。
小須田さん。堅実な脇役。(しかし、ウラベといいちょっともったいなかったなあ…)真木さん。映画で立ち回りを見てみたいよ映画で。(しかしあの共演陣の中であれだけ張れればたいしたものか。かっこよかった)
高田さん。この方が出るとやっぱり空気変わります。濡れ場をあんだけかっこよく演れるのは凄いっす。可愛いなあ。
古田さん。やっぱりマダレは古田さんですね!相変わらずの存在感(つーかまた大きくなられたのか・笑)、出てくると場面が締まる。そしてやはり台詞に凄く力がある。パンフのインタビューで仰ってましたが、古田さんでリチャード三世、ぜひ見てみたい。(蜷川演出で実現…は、無理かなあ。どうですかね)
(この舞台に関するコチラのご感想がとても良かったので置いておきます)

○演出・効果ほか。
水芸!(違)舞台美術さん大道具さんのお仕事必見。ラストシーン最高!
びしゃびしゃのライがもう、見ていて哀しくて仕方なかった。
台詞が微妙に聞き取りづらかった&オボロの剣に命をとられる(?)くだりのオチがもひとつ理解できなかったのですがあの絵面だけで無問題。

「あわれ彼女は娼婦」(感想コチラ)と同じ照明プランナーさんだー!(地味に喜び)…あれ、あの時ほど照明が目立つシーンはないみたいですね。色の合わせ方が凄く綺麗。森に射し込む光の表現なんかもううっとり。照明の数とスモークが半端じゃないですね。

紗幕を多様、朧なイメージに効果大。紗幕が下りるたびにライが朧に少しづつ取り込まれていくような。
わりと多くの方の感想にもありますが、パンフの値段とおまけカレンダーのサイズはなんとかなりませんかね。

なんだか色々書き散らしましたがこんなところで。
染五郎さんの民谷伊右衛門、見たいなあ。
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真木よう子

真木よう子真木 よう子(まき ようこ、1982年10月15日 - )は、千葉県印西市出身の俳優|女優である。フライングボックス所属。身長160?、血液型A型。人物・概要小学生の時に安達祐実主演の「REX 恐竜物語」を鑑賞した際、芸能界に入りたいと強く思ったの yuumiの日記【2007/03/09 04:16】
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