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Author:天藍
本や映画や舞台の感想など書いてます(たまにね)。うーん、偏ってますかね方向性。お薦めなどあったら教えてくださると嬉しいです。

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(「ドラコニア解析」より)

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ソラノアオ。
本、映画、舞台の感想と日記など。かなり偏っていると思いますが同好の士求む。
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古田新太版「リチャード3世」感想
年末ですが、大阪公演見てきました!古田新太さんのリチャード三世!
時期柄、劇場の周辺がいい感じにライトアップされてまして、なかなかいい雰囲気でした。


リチャード三世 古田新太・安田成美、いのうえひでのり 三神勲・訳 @シアターBRAVA!


20090104154353


(以下ネタばれ、これから見に行かれる方はスルー推奨)
去年、新感線の「朧の森に棲む鬼」(感想こちら)を見に行ったのですが
モチーフが「リチャード三世」だったんですね。
で、パンフではシェイクスピア訳を手がけてらっしゃる松岡和子さんが
「リチャードを今の勘三郎さんと古田さんで見てみたい」というようなことを書いてらしたのですよ。
舞台を見に行く前に福田訳(だっけ)の文庫版をよんだのですが
徹底的な、愛嬌のある、魅力的な悪人、というキャラクター、古田さんで見てみたいな確かに、蜷川さん演出はもうやっちゃってるのか、、無理かなあやっぱり…、と思っていたので、今回古田さんのリチャードを見ることができてとても幸運だったと思います。

しかし。パンフに載ってた歴代リチャード役者さんたち、、錚錚たる俳優さんたちばっかりですね;
緒方拳さんに仲代達也さんに市村さんに…。この役、本当に実力の問われる役柄なんですね。あああ、、、市村さん版見たかったよう…


○役者さんたち。
・古田さんasリチャード三世
…うーん。。古田さんって何演っても古田さんなんだよなあ…いい意味で。
ものすごく愛嬌がある、というか、もう貴方なら何ぶちかましてくださっても許します!だってリチャードだもん!と感じてしまう。役柄のほうを引き寄せてしまうというか、すごく磁力のある役者さんですよねえ、古田さん。まさに怪優。しかし声だけ聞いてると若いっすよね;
これは脚本のせいかもしれないけど、リチャードがどんどん利用した人物たちに暗殺の手を差し向ける…という数々のくだりが、トップスピードのままちょっと流れ気味だったような気が、ん…??
「馬を貸せ、褒美にこの国をやるぞ!」の台詞、、大好きです。
・安田さんasレディ・アン
登場時の、リチャードに口説かれるシーン冒頭の長台詞がなんだか棒読み、というかすべり気味に聞こえたのですが…??以降のシーンは清楚で孤独なお姫様、な感じで素敵でした。もっと映像とかででてきてほしかったなあ。
・銀粉蝶さんasマーガレット・久世星佳さんasエリザベス王妃が、口跡がすごくはっきりしていてかっこよくて…あああ。女って怖ぇなあおい…
・個人的に若松さんasクラレンス公が、なんか一人だけ毛色が違う?気がして素敵。…ええ!?この方昔「身毒丸」演じてたんですか!!
・脇役陣、バッキンガムとか、安心してみてられます。刺客Aな河野さん(でいいのかな?)が一場面持ってってた印象が^^

○演出・効果。
今回また二階席、しかも思い切り上手だったので見えてなかった部分とかあると思いますが・・
・舞台美術さんのお仕事必見。セットかっこいい…シーンによって豪華なお城の中に見えたり廃墟の中に見えたり。パンフにのってたとおり、「閉塞感」をすごく感じました。見ようによっちゃ監獄っぽくないか、あれ。
モニターがいくつもあって、長台詞が流れたり状況説明・人物説明が入ったのは面白かった、、というかありがたかったです。
・「朧ー」のときと同じ照明プランナーさん…!!こっそりファンです!尊敬してます!(←元演劇部照明担当)
今回のスペシャルはエレベーター(?)の逆光、なんですね。勿論今回も、舞台上に落ちる光の文様がとても綺麗で…。それにしても光の筋がくっきり見える演出って憧れます。使ってる照明の量が半端じゃない!すごい…!
・男優さんたちの衣装がポップでカラフルでとても目がいく。エリザベスのひらひらアラビアン?な衣装が気になる。古田さんのメイクがよく見えなかったのですが、異形な感じが出てて目立ってたと思う。
・いのうえさんのお芝居って、オープニングとエンディングが個人的にものすごいすきなんです。爆音ロックがだめだとアレなのでしょうけど;今回はパンフによると、、ええ!?THE WHO!?か、かっけー!

エンディング、リッチモンドの長台詞が音楽で掻き消えていくところ、、一抹の切なささえ感じ。
それにしてもパンフの解説にもありますが、「この芝居にはリチャード以外魅力的な人間が出てこない」って、本当ですね。演出もあって、まともな人であるはずのリッチモンドさえも、いかにも薄っぺらーい、底の浅い人物に見えてしまったというか。ごめん桜小路くん。
(しかし最後、リチャードとリッチモンドが戦ってるのはいいんだけどトドメだけアレ使うってのはどうなんだと)


いやあ、、堪能いたしました。古田さーん!
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【2013/11/28 23:38】 | # [ 編集]


どうもですー レス遅くなってすみません。こちらの記事も見てくださってありがとうございます。
しかしほんとに古田さんの持っている磁場というか、独特の吸引力はなんなんでしょうね。そうなんですよね、愛嬌というのもなんか違って。
ああ、なるほど!>イングランドと呼んでいる近未来の地下世界
セットが鉄骨むき出しのような印象だったり照明が「薄暗い電気」みたいな感じがした記憶があるのですが、その表現でものすごく納得しました。そんな世界に君臨する古田リチャード、うーん、vs病葉出門だとどうなるでしょうねw近接攻撃強そうですもんね>古田さん

【2013/12/06 00:29】 URL | 天藍 #- [ 編集]


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